コミュニケーション文化学科

竹部 成崇

竹部 成崇 (たけべ まさたか)

プロフィール

経済格差や昨今の排外主義といった社会的な問題について、心理学的な観点から研究を行っています。こうした研究を通じて、問題の原因の理解、解決・予防の糸口の発見に貢献できればと考えています。また、人の向社会性にも関心があり、何が向社会的行動に影響を及ぼすのか、向社会的行動が生じると本人・相手・第三者の心や行動はどういった影響を受けるのか、といったことについても研究を行っています。

より詳細な情報についてはこちらをご覧ください。

主な著書・論文

担当科目

  • 卒業研究ゼミ
  • コミュニケーション文化特殊研究
  • 社会心理学
  • 言語心理学
  • 2年次ゼミ
  • 社会・政策コミュニケーション
  • 社会調査演習
  • 1年次ゼミ
  • コミュニケーション文化概論
  • 哲学と思想

竹部の卒業研究ゼミに所属するには以下の2つが必須です。①2年時に「社会・政策コミュニケーション(竹部)」を履修する(ⅠあるいはⅡの片方でも可)、②2年あるいは3年時に「社会調査演習(竹部)」を履修する。「①を満たしていないけれど、どうしても」という場合は要相談です。卒研ゼミ希望調査票を提出する前に必ず相談に来てください。

講義内容は、次のリンクよりシラバスページにアクセスし、教員名で検索してご確認ください。

ゼミの紹介

教員から

人の心と行動、あるいはその集合としての集団行動や社会現象に関心がある学生を対象としています。3年前期には、まず講義を通して心理学の研究方法の基礎を学び、次に本や論文を輪読しながら心理学の研究方法をより深く学びます。3年後期と4年時には、それぞれ、グループに分かれて自分たちの関心に基づいた研究を行います。研究は実験という手法を用いて進めます。具体的には、参加者に紙あるいはPC上で質問に回答してもらったり課題に取り組んでもらったりして数量的なデータを取得し、得られたデータに対して統計的な分析を行うことで仮説を検証し、考察を行います。先行研究の限界点や問題点を踏まえ、それを乗り越える研究を行うことは簡単ではありませんが、これを通して、主体的に課題を発見し解決する力を育てていくことを目指しています。こちらを見ると、より具体的に社会心理学研究のイメージがつかめると思います。

 

 

竹部ゼミでは、心理学に興味がある人、「ゼミを通して成長したい!」という人を募集しています。竹部は、ゼミは「勉強」ではなく「研究」をする場だと考えています。勉強とは、自分が知らないことを調べてまとめて、自分が満足することです。研究とは、まだ誰も知らないことを明らかにして、世の中に新しい価値を提供することです(※)。研究をすることは大変ですが、だからこそ、そのプロセスを習得することで、社会に出て活躍できる人間になれると思っています。

 

なお、ゼミ合宿などのゼミ運営は基本的には学生主体で進めてもらいたいと思っています。それを通して学ぶところも非常に大きいと考えているためです。もちろん、学生がやりたいと言ったことにはできる限り協力します: )

 

※「勉強」との対比でこのように書いただけで、目新しさこそが大事だということを言っているわけではありません。当然、直接的追試による再現可能性の検証も重要な価値提供だと考えています(大妻外の心理学者の方向けの補足です)

過去の卒論研究あるいは3年後期実習研究のタイトル

  • 希少な善行の目撃とモラル・アイデンティティがモラル・エレベーションおよび向社会的行動に及ぼす影響
  • 集団同一視と自己肯定化が内集団のネガティブな歴史に対する集合的罪悪感に与える影響について
  • 景気の知覚が男性の顔に関する女性の好みに及ぼす影響
  • 甘さ体験が全般的恋愛意欲・架空のパートナーとの関係性評価および向社会的行動意図に及ぼす影響
  • 外向性と社会的貢献感・ポジティブ感情・人生満足度の関連-楽観性とネットワークサイズに着目して-
  • 援助行動における自発性の知覚が受け手のwell-beingに与える影響
  • 広告の商品属性とタレントの好意度が商品魅力度および購買意欲に及ぼす影響-購買決定時の考慮度に着目して-
  • 他者のための支出が幸福感情に与える影響の検討-他者のポジティブ感情への共感性に着目して-
  • 犠牲者の集団成員性が観察者の公正世界信念への脅威と犠牲者非難に及ぼす影響-集団への態度を統制して-
  • 商品機能の訴求表現の違いは誰が何を買うとき重要となるのか?-購買場面におけるフレーミングバイアスの性差の検討-

※ 前任校でTAとして担当