「 ことば 」 と 「 文学 」を通して、
豊かな人間性と教養を身につけ人間理解を深める。
日本人の心の表現である日本文学。日本文学科は、日本語と日本文学についての深い教養と豊かな情操を育成する学科です。
「文学」を研究することは、その作品が作者のどのような人生観・社会観を伝えようとしているかを考えることといえます。詩歌・物語・小説・評論などその時代に生きた人々の「ことば」と「文学」を通して、日本語の美しさや日本人の生活を再発見できることでしょう。日本文学科から、豊かな人間性と教養を身につけ、より深い人間理解のできる感性を備えた女性が巣立つことを願っています。
古代から近・現代まで、
各自の興味に応じて研究を深められる環境。
日本文学科では、日本文学、日本語学、漢文学の各分野における専門教育を進めています。特に、古代から近・現代文学までの、あらゆる時代・ジャンルの教員がそろっており、学生の皆さんの興味に応じて研究を深められる体制が整っているのが大きな特色です。カリキュラムはクラス別で行われる授業と、ゼミなどの少人数で実施される授業とがバランスよく組み合わされており、教員とのコミュニケーションも活発です。日本文学・日本語史研究にとって欠かせない「変体仮名読解」が1年生で必修となっていることも、ユニークな特徴といえましょう。
基礎から応用へ。
授業・演習を通して学びの世界を広げていく。
入学してまず、「日本古典文学入門」「漢文学入門」で、基礎づくりをします。
1年次・2 年次では「基礎ゼミI II」で基礎を固めて、日本文学のさまざまな作品を読み味わいながら、文献の調査方法や解釈についても学びます。
3 年次からは1・2 年次に学んだ方法を応用し、自分の力で作品研究に取り組みます。卒業論文のゼミ指導は3年次から始まります。通常の授業以外にゼミ合宿が実施されることも。論文作成まできめ細かい指導が行われます。仲間と励まし合い、刺激し合って自分なりの論文を書き上げていく過程で、教員や仲間との深い人間関係・信頼関係が培われます。
取得できる資格
所定の科目を履修することにより、卒業と同時に取得できます。
- 高等学校教諭1種免許[国語]
- 中学校教諭1種免許[国語]
- 図書館司書・学校図書館司書教諭※
- 博物館学芸員
- 日本語教員(2024年度入学生から:日本語教員養成プログラム修了書交付)new!
- レクリエーション・インストラクター
※ 履修希望者が多い場合は、受講者制限をすることがあります。