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OPEN CAMPUS

Ikeda先生と学生3名が学会で発表

2026.02.27
その他

 Ken Ikeda先生と教職を目指す3名の学生が、2月8日(日)に大妻女子大学で開催された2026 Tokyo English Language Teaching Convention に参加し、学生は英語で発表を行い、参加者と意見を交換しました。

 私は今回、2026 Tokyo English Language Teaching Convention(以下、TELTC)に参加させていただき、多くの方々とコミュニケーションを取る楽しさを改めて実感しました。国が違えば言語も違い、文化も異なります。そして、1人1人が異なる考え方や感じ方を持っていることを強く感じました。

 その中で特に印象に残ったのが、英語の教科書を展示・販売している特設ブースでした。そこには、私たちにとってユニークで興味深い教科書が並んでいました。私たちは英語の教員を目指しています。しかし、私は英語という科目に対して苦手意識を持っていました。英語には文法という型があり、それに当てはめていくと考えれば分かりやすいようにも思えます。しかし、そこにたどり着くまでには単語を覚え、発音を覚え……と多くのスモールステップを踏んでいく必要があります。私は次第に英語に置いていかれたような感覚に陥り、いつの間にか完全な「苦手意識」へと変わってしまいました。

 しかし、今回この特設ブースで見た教科書は、英語の楽しさを中心に伝えているように感じました。私は英語の「勉強しなければならないこと」に意識を向けすぎて、本来の「楽しさ」を見失っていたのだと思います。そのことに改めて気づくことができました。

 また、午後には私たちの発表の機会があり、来てくださった方々に興味を持っていただくことができました。最後の質問の時間には、想定していなかった質問に焦る場面もありましたが、多様な視点から意見を交わすことができ、とても有意義な経験となりました。私たちは英語教育の場で活用できるAIツールを紹介しましたが、「皆さんが教員になったとき、このツールを使ってほしいと思っているのですよね。実際に使っていただくためにはどのように紹介しますか」という質問を受け、自分たちの考えがそこまで及んでいなかったことに気づかされました。教育の場に立つことを目指す私たちにとって、どのように行動し、発言していくべきかを深く考える必要があると感じました。そして、今のうちからできることは想像していた以上に多くあるのだと実感しました。

 こうした経験を踏まえて、私は教員になった際、英語を使えるようにするための指導だけでなく、その根底にあるのはコミュニケーションであること、英語は本来コミュニケーションを楽しむための「言葉」であることを伝えていきたいと考えています。英語という科目では点数を取ることに意識が向きがちですが、それも大切にしながら、同時に楽しさも伝えられるよう、今のうちから私自身がさまざまな英語の経験を積み、何をすれば英語を楽しいと実感できるのかを考え続けていきたいと思います。

 今年の 2026 Tokyo English Language Teaching Conventionでは、 Text Profiler の実用性と英語教育の関係性についてグループで発表をしました。教職課程で必須科目である、英語科教育法Iで作成した自分の授業・発表原稿を元に、Text Profilerで分析をしました。このAIツールは正しい英文法や単語等を教えてくれるため、自分の間違いにすぐ気づくことができます。また、自分の英語力に合わせてレベルを設定し分析することができるため、大人だけでなく、生徒も使いやすいと感じました。パーセンテージで数値化されるので、とても正確です。Text Profilerは、英作文を書く力の向上をサポートしてくれます。生徒の自信にも繋がると思いました。

 発表後は、聞き手の質問に答え、交流を深めました。セッションでは全て英語でのやり取りになるため、初めは自分の考えを相手に伝えるのはとても難しく感じました。しかし、正確さだけを重視するよりも、積極的に知っている語彙を用いてコミュニケーションを楽しむことで、相手と交流を深められることを経験することができました。

 今回、発表以外にも、英語教育で使われている教材や文学作品などが豊富にあることを知りました。全て英語で書かれているものが多かったため、生徒達は今後英語を学んでいくにあたり、これらの教材がとても大きな役割を果たすのではないかと感じました。

 TELTCに参加したことによって、英語教育についての関心・理解をグループで深めることができて良かったです。この貴重な体験を、今後の教職の授業でも活かしていきたいです。

 今回のTELTCでは、CCLT9で扱ったText Profilerについてワークショップのような形で発表しました。Text Profilerについての説明をした後に、実際にみんなでやってみようとしたのですが、会場のWi-Fi環境の影響でサイトが開かず、予定していたワークショップができなくなってしまいました。予定が大きく変わり驚きましたが、無事に終えることができてよかったです。

 質疑応答では、聞くことでいっぱいで、うまく答えられず悔しい思いをしました。しかし、Text Profilerに興味を持つ人がどんな意見・疑問を持っているのかを知ることができました。自分が考えていたこととは違う意見を聞き、Text Profilerがどんな効果をもたらしてくれるのか、そしてどんな場面で使っていけるのかについてより深く考えることができたと思います。

 「英語学習でAIを使う」と聞くと、つい、AIに書かせたり、思考力を奪ってしまったりするようなものを思い浮かべがちです。ですが、Text Profilerは自分で書いた文章を分析し、どこが文章として適切ではないのか、難しい語はどこかということを教えてくれます。自分で考えるのを投げ出すことがないので、教える側・教えられる側どちらでも安心して使うことができます。特に生徒の目線では、「自分の書いた文章がどのレベルなのか」や、細かな間違いに自分で気づくことができるので、英作文やメールの文章作成などに役立つと思います。このツールは教師を目指す私にとって、学びを助けてくれる非常に便利で強い味方になると感じました。

 発表後には、実際に使われている英語学習者向けの本や教材を見に行きました。中には、英語で書かれた、小学生から大学生までの日本人向けの教材もありました。全て英語で書かれた教科書というのは新鮮でした。これらの教材のように、私たちには多くの英語学習のツールがあります。これからはAIがもっと身近な存在になっていくでしょう。TELTCに参加してみて、AIを「考える代わり」に使うのではなく、「考えることを支えるもの」として使っていくことの重要性を改めて認識しました。今回得た学びを、今後の英語学習に生かしていきたいです。

  ↑黄色のハイライトが私たちの発表です(画像をクリックすると大きくなります)