ベトナムに三菱の自動車を販売する仕事を行っています。具体的には、ベトナムに車を輸出するまでに間に入っていただいている商社さんへの卸売り価格を決めたり、三菱自動車のブランド力を向上させたりなど、幅広い業務に携わっています。
ベトナムでは三菱自動車のシェアが非常に高く、たくさんのお客様に当社の車を選んでいただいています。
そんな中で他社の価格動向をみながら自社製品の価格を決める仕事は、とてもダイナミックでやりがいを感じています。
コミ文在学中は、ただ机に向かって勉強するだけでなく、外に出て（時には外国にも）学ぶことも多く、そこで培った経験が今の私にはとても役立っていると感じています。
社会に出ると、たくさんの人と話し、中には海外の方とも会話をしてビジネスに携わることが求められます。その基礎的な力を得ることができるのがコミ文の魅力です。
私は中学・高校を合わせ、10年間を大妻学院で過ごしましたが、その10年間は私の人生の宝物となっています。

現在の仕事内容を教えてください。

お客さまの資産に関する悩みをお聞きし、その方に合った解決策を考え、提案しています。資産の次世代への受け継ぎ方、相続税で家族に迷惑をかけないための対策など、さまざまなアドバイスをしています。

仕事のやりがいを教えてください。

お客さまごとにライフスタイルや悩みが異なるため、豊富な知識が必要とされる仕事ですが、頼りにされ感謝の言葉をいただいたときにやりがいを感じます。

大妻での学びは、どのように生かされていますか。

大学では、企業とSDGSの関わりについて深く研究しました。環境配慮や社会貢献が企業にも求められる時代になり、仕事でもESGやSDGsについてお客さまとお話しする機会が増えました。会社で扱っている投資信託にも環境に配慮した企業に投資できる商品があり、提案活動の際に大学で学んだ知識が役立っていると感じます。

今後の目標や抱負を教えてください。

多くのお客さまに資産理用の必要性を知っていただき、「相談してよかった」「始めてよかった」と思っていただけるパートナーを目指したいと思います。

西武グループ企業である西武バス株式会社にて、一般旅客運行管理者という国家資格をもとに、バス営業所での現場勤務に勤めています。バス運行における安全管理・ルート管理・乗務員管理等々、仕事は多岐に亘り、業務量も背負う責任も決して軽くはありませんが、社会的役割として価値の高いインフラを支えているという矜持を持ち、仕事に取り組んでいます。
基本的には男性しかいないような職場環境で仕事をしていますが、臆することなくリーダーシップをとったり、年上の乗務員に対し指導教育を行ったりできるのも、他ならぬコミュニケーション文化学科での経験のお陰だと思っています。責任者やリーダー役を必ず女性が担うというのは、女子大学における大きなメリットです。コミュニケーション文化学科はその機会が特に多くあり、普段の授業でのプレゼンテーションやディスカッション等のスキルの積み重ねは、卒業から10年以上経った現在も糧になっています。また、卒業時に光栄にも「大妻コタカ賞」を受賞したのも、自身の人生に誇りと自信を持つことに繋がっています。