2020年度卒業研究発表会
2020年度卒業研究発表会
2021年1月26日、コミュニケーション文化学科の卒業研究発表会が開催されました。今年度4年生が在籍する各ゼミから1名(合計12名)が報告し、学生・教員からの質問やコメントに答えるという形式でおこなわれました。報告終了後は、卒論を執筆した4年生や指導教員と、これから卒業研究に取り組む学生との懇談会も開かれました。
今回はZoomウェビナーを使用しましたが、約220名の参加者を得て、質疑応答も活発におこなわれ、盛況となりました。学会や研究会についても当てはまることですが、自宅から気軽に参加できることや、画像や資料の共有が容易であることなど、遠隔での開催にもさまざまなメリットがあると感じました。
どの報告も大学での学習の集大成としてたいへん充実した内容であり、プレゼンテーションとしても優れたものでした
発表された卒業研究の題目:
・地域コミュニティにおける移動図書館の魅力-東京都日野市・神奈川県横浜市の移動図書館の事例を中心に-
・女性像の変貌-CMから読み解く-
・男性の生きづらさと男児向け玩具の関係について
・談話分析から見る男女差の比較研究
・テレビは「ジェンダー」をどう伝えているのか-子ども向け番組の内容分析を中心として-
・ジャポニスムでつくられた現在にも繋がる日本のイメージ
・映画『寝ても覚めても』~越境する自己と他者~
・ファストファッション産業における生産過程での労働問題ーファーストリテイリング社を事例としてー
・音楽活動が震災復興に果たす役割に関するエスノグラフィー研究~トモダチプロジェクトの9年が教えたもの~
・自動車産業の動きから見るベトナム社会
・アタッチメント・スタイルが悲しみを伴った感動の経験に及ぼす影響
・バービー人形からみる女性らしさ
(コミュニケーション文化学科 関本紀子・戸田山祐)