第24回コミュニケーション文化学会総会が開催されました
梅雨入り間近の6月9日、大妻講堂で第24回大妻女子大学コミュニケーション文化学会が開催されました。
第1部は今年度コミ文専任教員として新しく着任なさった上村博昭先生と横濱雄二先生のご講演、第2部は学会総会のプログラムで進められました。
コミ文では、これまで「異文化コミュニケーション」「メディア・コミュニケーション」を教育・研究の柱として位置付けてきましたが、社会とのかかわりを捉える必要性から、新たにこれらを「言語・異文化コミュニケーション」「表象・メディアコミュニケーション」「社会・政策コミュニケーション」に再編しています。
経済地理学・公共政策がご専門の上村先生は「産業振興に向けた地域産品の活用―大都市と地方との関係への着目―」とのタイトルで、地域経済の課題について具体的な事例を挙げながらご講演頂きました。
また、日本の映像文化・近現代文学がご専門の横濱先生は、「アニメ聖地巡礼の広がりと魅力」と題し、『火垂るの墓』を取り上げながら近年注目されている「聖地巡礼」について「産業」「社会」の視点ではなくとりわけ「文化」の視点からご講演頂きました。
第2部では、定例の事業報告・事業計画、予算・決算について審議・承認されています。