ALEC2020年度修了生による座談会を開催!
英語英文学科では「ALEC (アレック, Advanced English Learners’ Course)」という,英語力の向上を目指した特別コースがあります。一クラス15人以下,オールイングリッシュで行われる科目を8科目単位取得し,TOEIC LR 750以上あるいは英検準1級以上合格というハードルをクリアしなければコースの修了はできません。2020年度は4名の修了者が出ました。2021年3月15日に,そのうちの3名に集まってもらい,座談会を開きました。今日はその様子をお伝えします。
座談会に集まってくれたのは,4年生の伴場そのみさん,3年生の廣野真紀さん,同じく3年生の宮﨑佳歩さんです。
伴場: ALECの授業で言いたいことを表現できるようにするために,他の授業でも英語力を高めようと意識しました。ALECが他の授業のモチベーションになったと思います。
宮﨑: 英検の勉強のために買った単語本を,普段それで勉強するだけだと味気ないのが,「そこで覚えた単語を今度ALECの授業で使おう」と考えたりできました。また,ALECで一緒に頑張っている仲間がいたので,自分も頑張ろうという気持ちになれました。
廣野: 周りにモチベーションが高い人が多かったので,自分も頑張らなきゃという刺激をもらえました。
伴場: ネイティブの先生に会う機会が多いので,自習学習の中で「今度これを質問しよう」という風に,分からないことを探す癖がつきました。
宮﨑: 「とにかく英検準1級に受からなきゃ」という気持ちで,移動時間や寝る前に単語帳を見るという習慣ができました。
廣野: ALECに入ったからには修了条件である英検準1級の合格を満たしたくて,授業の課題などの他にも積極的に英検の勉強をするようになりました。特に自粛期間中によく勉強しました。伴場: 雰囲気はよかったです。話すことが求められる授業なので,どう言えばいいか分からないときにはクラスメートと相談したりして,気軽に話し合える雰囲気でした。やる気がない人はいませんでしたし,ALECではない授業でもモチベーションの高い子というのは決まってくるし,そういう子たちがALECに来ているという印象でした。
宮﨑: 1年生のときはALECを受けている人は比較的たくさんいたので,授業ごとにメンバーもバラバラだったのですが,2年生,3年生となってくるとALECをやめる人が出てきて,ALECメンバーが固定してくるんですね。そうするとみんなと話しやすくなって,またみんなやる気もあってよかったです。
廣野: 1年生のときにALECにいた仲のいい子たちは結局みんなやめてしまったのですが,残った子たちはみんなしゃべりやすくて,意識も高かったです。仲のよかった子たちがALECをやめたときには自分もやめようか迷ったのですが,「せっかく入ったのだから」と踏みとどまりました。
伴場: はい。特に日常会話ではなく,学術的な内容に触れることができてよかったです。
宮﨑: TOEICⓇLR 750か英検準1級を取得という具体的な目標ができたことと,4技能を使う機会が多かったことがよかったです。
廣野: 他の授業に比べて課題も多く大変でしたが,TOEICや英検などの結果につながる英語力がついたことがよかったと思っています。
(英語英文学科准教授 新谷 敬人)