留学体験@高尾の森わくわくビレッジ
英語英文学科では1年生対象のISEC (Intensive Spoken English Camp)という選択科目があり、毎年夏休みに実施しています。ISECとはいわゆる英語合宿で英語漬けの4日間を体験します。今年行われたISECの様子をお伝えいたします。
8月末から3泊4日で八王子市にある研修施設、高尾の森わくわくビレッジで実施しました。コロナ禍前以来5年ぶりの実施ということもあり、例年平均30名より少ない10名の学生が参加。ネイティブ・インストラクター3名とプログラム担当千田が引率しました。初日朝、台風に見舞われながらも予定通りプログラムを開始。研修期間中は全て英語で、Discussion, Show and Tell, English Game, Read and Discussion, Sports, Drama and Skit, そしてBBQなどを楽しみました。参加した学生たちはちょっとした英会話、「みんなもう食堂行ったの?」、「ソース取って」、「次のクラスの教室、何階でしたっけ」など、日常の一コマ一コマで言いたい内容を即座に英語で話す機会に悪戦苦闘しつつ楽しんでいました。「この表現で合ってるかな…」「よかった、通じた!」などさまざまな感情を持ちつつ、頭フル回転状態でがんばっていました。数日間で英語表現が急激に身についたといったことはないかもしれません。しかし生活の中で、自身が「思ったことや考えたこと」を「英語で表す」までの「ルート」がいくつもある、ということを意識したようです。ISECの強みである、普段の教室授業とは異なる「本物の環境」での英語使用に身を置く機会にみな勇気を持って飛び込みました。それぞれの英語体験で得た達成感と今後の目標を抱きながら帰路につきました。
文学部英語英文学科 千田 誠二