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OPEN CAMPUS

授業紹介「セミナー1・3」—ジェイン・オースティン『エマ』を読む

2026.09.28
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 現在、英語英文学科では14のゼミ(3・4年合同)が開かれています。授業中の話し合いや授業外のイベントを通して、学年を越えたつながりが生まれやすいのがゼミの特徴です。私(田代)が担当しているのはそのうちのひとつ、19世紀のイギリス小説を一作品読み切ることを目標とするゼミです。

 今年挑戦しているのは、ジェイン・オースティンの『エマ』という作品です。4年生は、去年の『高慢と偏見』に引き続き、オースティンの世界に浸っています。英語原文に触れるだけでなく、映画(たとえば、アニャ・テイラー=ジョイ主演の2020年の映画『エマ』など)も鑑賞しますので、3年生ももうすっかり『エマ』の世界に慣れてきたようです。作品冒頭に「エマ・ウッドハウスは美人で、頭が良くて、お金持ちで、明るい性格と温かい家庭にも恵まれ、この世の幸せを一身に集めたような女性だった」(中野康司訳)とありますが、読み進めていくとそれだけではおさまらないエマの特徴が次々と見えてきます。例えばそういった点について、ゼミ生たちは熱く、楽しく意見交換をしてくれています。

 毎回のゼミでは『エマ』を2章くらいずつゆっくりと読み進めています。映画やクイズで内容確認をしたあとでゼミ生2名の発表を聞き、その後全体で意見交換をするというのが毎回定番の進め方です。夏休み中には、食事会の場を設けることができ、ゼミ生間の絆も一層深まりました。後期も和気藹々と『エマ』を読み進めていきましょう。

文学部英語英文学科 田代 尚路