レシテーション・コンテスト2024 結果
12月17日(火)に1年生対象のレシテーション・コンテストが行われ、出場者8名がそれぞれ約1ヶ月かけて練習を重ねてきた成果を披露しました。出場者の流暢な英語と豊かな表現のパフォーマンスに会場は熱気を帯びて盛り上がりを見せました。普段は机を並べて勉強している友達が、この日は壇上でパフォーマンスをする姿に聴衆である学生は大きな拍手を送っていました。パフォーマンスをした学生、聴衆の学生、どちらにとっても実りの多い時間となりました。
金賞 西山 美悠子さん(1年B組)[副賞]映画券1万円分&図書カード1万円分
銀賞 野川 梨名さん(1年A組) [副賞]図書カード1万円分
銅賞 渡邉 あかりさん(1年B組) [副賞]図書カード1万円分
Students’ Favorite賞 西山 美悠子さん(1年B組) [副賞]Apple AirTag
* * *
金賞とStudents’ Favorite賞をダブル受賞した西山美悠子さんにお話を伺いました。
発表を終えた感想をひと言お願いします。
自分が賞を取れると思っていなかったし、しかも2冠なんてとても光栄で有難く、心から嬉しいです!
今日の自分のパフォーマンスに点数をつけるとしたら何点?
100点です。練習の成果が出せたと思います。
出場しようと思ったきっかけがあったら教えてください。
もともと英語を読むということが好きだったし、2024年最後に何か自分で頑張れたなと思える大きな事柄が欲しかったので、1年の締めくくりにチャレンジしてみようと思ったからです。
今回発表したMartin Luther King, Jr.の “I Have a Dream”を選んだ理由は?
鈴木紀子先生のアメリカ入門の授業で扱っていた黒人差別の問題に興味をもち、“I Have a Dream”を読んだ時に内容が心に響き感銘を受けたからです。
練習期間はどのくらいですか?
約3週間ほどです。
先生の指導を受けましたか?
はい。新谷先生、Ikeda先生、鈴木先生の指導を受けました。それ以外にも自分が小学6年生から4年間通っていた英会話教室の先生と久しぶりに連絡を取って、感情の表し方、間の取り方などを教えていただき、録音していただいた発音を繰り返し聞き、実際に発音して練習しました。
苦労した点や工夫した点があったら教えてください。
Martin Luther King, Jr.のスピーチは内に秘めた激しい怒りを前面に出すというより詠っているかのように感じられましたが、私はその怒りを自分なりに昇華させて強く表現することに努めました。
今回の経験を通して得られたものはありますか?
今回この2冠という素晴らしい結果を出すことが出来たのはやはり、自分一人の力ではなく、先生方からのご指導や、家族からのアドバイスやサポートがあったからこそなので、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。チャレンジすることの大切さ、そして努力をする大切さ、支えてくれる人がいる大切さ、いろんなことを学べた本当に貴重な経験でした。 ありがとうございました!
【学生の感想】
✧ どの学生も発音やイントネーションが上手く、また課題分の情景に合わせて感情を込めていて非常に魅了されました。発音がきれいで聞きやすいことや、課題文の情景や人物の心情に合わせた感情の込め方や表情の変化から、聞いている側も情景が浮かんできて感動と驚きを感じました。友達が普段とは違った一面を見せてくれたことと、発音がとても上達していることを感じ感動しました。友達や仲間のパフォーマンスを見て、本当に心に残るものがありました。
✧ 全員、発音がとても綺麗だった。文章を覚えることだけでも大変なはずなのに身振り手振りや声の強弱までつけられていて本当にすごいと思った。私の友人が出場していたが、以前の彼女の英語よりも格段に上手になっていたし、何よりも自信に満ちた表情で発表していた姿に強く心と打たれた。とても感動した。
✧ 本当にみんな同じ1年生なのかと疑うくらい発音やネイティブみたいな話し方が素晴らしくて圧倒された。何よりも人前で第一言語ではない英語で堂々と話すことのできる勇気や精神力もすごいと思ったし見習いたい。