夏休み中のゼミ活動記 はるばる広島へ 小井土ゼミ
今年度は、ゼミ合宿、研修と称する校外授業は、前回の天野ゼミともうひとつ、小井土ゼミが開催しました。小井土ゼミは広島に行きました。
ゼミ生に希望を取ったところ、「1本で行けるところがいい」ということで、新幹線1本で…たしかに行くことができる広島です。
3,4年生ともなると、自由を重んじ、責任ある行動を行なっていける自立した大人になっていますから、各自行きたい方法で現地集合現地解散です。
希望者は、前後の日程を利用して、呉・尾道・鞆の浦などなど、自由に自主研修をおこなうことが可能だったようで、周辺を旅行した方もいた様子。
9月12日から14日までの2泊3日でした。学生5名の参加でおこなわれました。
集合場所は、宿泊場所のロビー。
一日目は、ゼミ発表から始まりました。
ホテル内のミーティングルームにて、参加者が集まり、各自ZOOMを開き、合宿に参加できなかったゼミの仲間と、オンラインでつながり、卒業論文中間発表をおこないました。
二日目は、大変良い天気に恵まれました。厳しい日差しの中、宮島・厳島実地踏査が始まります!
9:00出発。広島駅から宮島口へ。
そこからフェリーに乗り、宮島桟橋へ。
宮島到着!
厳島神社を参拝しました。
これが見られるはずが…
修理中。
学生のみ&先生も加わった集合写真
鹿がいた!と撮影。
厳島神社の由緒がありました。
写真スポット発見。学生さんが清盛に。
小井土先生も、清盛になりきり!なのか、日差しがまぶしいのか…?
そこかしこに鹿が…
お店の前にも大量の鹿!ごはん食べて出てきたみたいです。
学生たちも写真撮影で盛り上がります。
昼食後、弥山(みせん)山頂へ。
ロープウェイを利用して、獅子岩駅まで。
小井土先生の「ちょっと歩くけど行ってみよう」の言葉を信じて歩き始めた一行。歩いている中で「ちょっとじゃない!」と学生たち。
強い日差しの中暑さに負けず、日焼けも厭わず、まず弥山本堂、「消えずの火」がある霊火堂まで歩きました。
一息ついた後、不動岩、くぐり岩を抜け、ついに弥山山頂へ!山頂の表示で集合写真。
そして、弥山展望台にて集合写真。
山頂見学も終了し、ロープウェーにて降りた後に見た景色は昼間とは、また違った風景が広がっていました。
潮が引いた風景や、夕日に映える学生たちの姿がきれいですね。
真ん中に小井土先生のちいーさな姿が。「社殿に近づけるかな?と思ったんですが、だめでした」とのこと。
宿泊先まで戻り、夕食はマスク懇親会。ゼミで少人数なので、気をつけながら開催したようです。
広島といえば、牡蠣!
牡蠣づくしの夕食。豪華ですね。
3日目は、広島市内を巡りました。
まずは平和記念資料館へ。
この資料館は、原子爆弾による被害の実相を世界中の人々に伝え、ヒロシマの心である核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に寄与することを目的に1955年に開館したそうです。
被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を収集・展示を見学することができました。
その後、資料館が立地する周辺の、平和記念公園をめぐりました。
最後に原爆ドームへ。
最後までお天気に恵まれ、日傘が大活躍でしたね。
集合写真を撮り、原爆ドームにて解散!
再び各自都合の良い方法で帰路につきました。
小井土ゼミは日本中世文学を専門として学んでいくゼミですが、各自のテーマを決め卒論を進めていくだけでなく、宮島や弥山などの歴史を感じさせるものから、現代に身近な戦争、原爆について考えることにより、文学を学ぶことで得られる可能性の広がりを感じることできる良いゼミ合宿となりました。