menu

資料請求

OPEN CAMPUS

博物館での貴重書展示準備 舞台裏をレポート

2026.09.18
催し物のお知らせ日本文学科のお知らせ
本特別展の企画の中心である小井土守敏先生

今年度も博物館において、日本文学関連貴重書展示会が来たる9月28日よりおこなわれます。
会期:2026.9.28~12.4(詳細は博物館ホームページへ!)https://www.museum.otsuma.ac.jp/

今回の記事では、この貴重書展示の裏側で、どのように準備がなされていたかをレポートしたいと思います。

本学では、貴重な古典籍は、主に図書館が所蔵管理しています。また、草稿テキスト研究所も所持していますので、それぞれの管轄場所から、資格を持った博物館学芸員の方たちが今回展示するものを集めてくださいます。学芸員の皆様には、感謝してもしきれません。

始まっていますね。小井土先生がいらっしゃいます。
学芸員の方と、大学院生の方がお手伝いくださってますね。

取材に行った際、すでにケースには何をどこに展示するかを決めて、設置されていました。
貴重書の、どの部分を開くか検討中
開く場所を示し、設置は学芸員の皆様がご準備くださいます。
今回は、本学放送研究会が、展示概要映像のアナウンスを担当してくれました。

さらに、放送研究会のみなさんによるイヤホンガイド!が今回聞けます。内容は小井土先生が作成しました。
ご自身のスマートフォンに、専用アプリをインストールして当日博物館に掲示されているQRコードを読み取って聞くことができるそうです。
便利な時代ですね。

これが今回の目玉、『新曲』です。片付ける時は、きっちり巻いておかないと、箱に入らないデリケートな代物です。

展示の題名を考える小井土先生が「「『新曲』リリース」にしようか…」とギリギリまで悩まれましたが、「『新曲』披露」となりました。

この一番大きなガラスケースに、展示前期は『新曲』の上巻、後期は下巻をすべて広げて展示します。豪華です。
壁には、翻刻も掲示されるので、変体仮名が読めなくても、照らし合わせながら読むことが可能になります。
余談。このポストがトランスフォーマーしたような物体はなんでしょう?
正解は展示の際に、本や巻物を開いておくガラス板「卦算」(けさん)を保管する入れ物!でした。
他にも展示に使用する七つ道具入れ台車がかたわらに。学芸員のお仕事は、学術的であり、体力仕事でもありそうですね。
展示物のキャプションについて相談中。
展覧会によくある最初の「ごあいさつ」の原案。赤ペンで直す場所を話し合っています。

ギャラリートークも予定しているそうです。
2026.10.17 午前の部:11時~11時30分 午後の部:13時30分~14時
予約不要で参加可能です。ご来場お待ちしております。

本学所蔵の貴重な古典籍をだれでも目にすることができるように毎年おこなわれている貴重書展示会。
今年は古典ですので、日本文学科の授業で使用する「変体仮名読解」テキストの原典展示もおこなわれます。
これから大妻女子大学日本文学科を目指す高校生たちにも、大学での授業で使用するテキスト原本を垣間見ることができるチャンスです。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。