第58回 国文学会総会開催のご案内

大妻女子大学国文学会では、例年総会議事及び、記念講演(シンポジウム等含む)を開催しております。
昨年度、一昨年度は、シンポジウム形式で専任教員がおこなう、時代分野の垣根を超えた研究発表で、興味深い時間を学生・卒業生・一般の参加者の方と共有しました。
今年度は、名誉教授の須田喜代次先生にご講演をいただきます。
現在、津和野にある鴎外記念館の館長も務められ、多忙を極める須田先生ですが、学生の皆さんや、卒業生の方、鴎外に興味のある一般の方のために、ご講演の準備をしてくださっています。
日時:2026年7月2日(木)10:40~議事(国文学会員対象)
11:00~シンポジウム(一般の方は、この時間よりご参加ください)
場所:大妻講堂(千代田区三番町12)
講師:本学名誉教授 須田喜代次
記念講演:〈椋鳥主義〉のすすめ
―森鴎外「テエベス百門の大都」の基盤―
講師の須田先生よりメッセージ
高等学校「国語」科の定番教材の一つ、「舞姫」(1890(明治23)年1月)の作者森鷗外(1862年ー1922年)の名は、学生のみなさんもよくご存じのことと思います。その「舞姫」が初めて高等学校国語科教材となったのは、1957(昭和32)年5月、この時は抄録でしたが、翌58年には全文が収録された形で教科書に載るようになりました。以降70年近く作品「舞姫」は高校国語科定番教材の位置を保ち続けています。しかし同じく高校国語科定番教材の作者芥川龍之介(「羅生門」)や夏目漱石(「こころ」)に比べ、鷗外は取っつきにくい作者のイメージがあるのではないでしょうか。
その鷗外を師と仰いだのが、鷗外と同じく医師でありながら文学者でもあった木下杢太郎(もくたろう)(1885ー1945)という人物でした。杢太郎は鷗外を「テエベス百門の大都」と評し、その知の幅広さと深さを称えました。「テエベス」は古代エジプトの首都であった大きな都市のことです。なんて書くとますます近寄りがたいイメージを持たれてしまいそうですが、その「百門の大都」はどのような基盤の上に築かれたのか、についてお話ししてみたいと思います。そこに浮かんでくるのが、鷗外が尊ぶ〈椋鳥主義〉という言葉なのです。〈椋鳥主義〉って何のことなのか。そもそもなんで「椋鳥」なのか、「椋鳥」って何なのか。
そういう話を通じて、森鷗外という文学者の〈生〉の姿勢に話が及べばいいのですが。
申し込み先(学外の方及び卒業生対象)
https://forms.gle/xsLMqc4VthHYfB8c9
※ご参加頂いた方(学生以外)には、当日芳名録にお名前、所属等をご記入いただきます。ご了承のうえ、ご参加ください。
(余談)



ここ(9階掲示板)ではない、どこかに、今後掲示を移動することで、この大きさを有効活用するやも、しれません。
みなさまのご参加をお待ちしております。