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OPEN CAMPUS

2025年度 ゼミ合宿記 ~君嶋ゼミ編~

2025.10.03
ゼミ合宿研究室だより~まりりん日記~

みなさんこんにちは。まりもまりりんです。
めっきり表舞台に姿を現さなくなったわたくしを、先日、覚えていてくださった方がいたのです。まりりんは、今も研究室のテーブルで生きております。

読んでくださる方がいらっしゃることに感謝しつつ、今年度の合宿記はわたくしまりりん、忙しい助手さんが目を離した隙にブログジャックをしてお送りしたいと思います。

さて。前置きが長くなりましたが、今年度もいくつかのゼミが夏休みを利用して合宿をおこないました。おこなわないゼミも、学生たちの意見を聞き、「実施せず」ということに決まったようです。学生の意思を尊重するのが、われらが日本文学科の伝統です。

第一回を飾る今回は、君嶋先生のゼミ。日本中世文学ゼミです。
今年度の君嶋ゼミの行き先は、滋賀県大津市。
琵琶湖湖畔に宿泊しました。

まだ暑さの残る9月上旬。一同は4年生の中間発表会をおこなうピアザ淡海(滋賀県立県民交流センター)に集合しました。
今回参加したのは、3年生5名、4年生5名。

発表をおこなうと、卒業論文の制作が一気に進みます。
4年生は緊張したでしょうが、その分の成果もあったはずです。

17時まで勉強した後は、参加者全員で、懇親会という名のお夕食。
和風個室居酒屋で、みなさん盛り上がったことでしょう。

懇親会終了後はホテルに戻りゆっくり休みました。翌日行く、滋賀の神社仏閣めぐりに備えないといけませんからね。

ホテルから見た十六夜の月
ホテルからの眺め…東京と違って空が広いです。
ホテルから見える琵琶湖。穏やかな見た目とは裏腹に、外は酷暑。


二日目。まず三井寺へ。

広い境内をどうやってまわるか、みんなで確認中
自然のなか、仲間と共にめぐる楽しいひとときです。


三井寺山門。大迫力ですね。
三井寺の鐘みくじ

寺社仏閣といえばおみくじ。三井寺では、鐘の形をした札に水をかけると数字が浮かび上がるユニークなおみくじがひけます。水で数字を確認した後、その数字を受付で告げると、対応するおみくじと「三井寺百景絵札」がもらえるそうです。
なかなか手が込んでいますね。良い結果が出たでしょうか。

三井寺の後は、近江神宮へ。
まずは手水所で身を清めて…

近江神宮は、百人一首かるたのマンガ「ちはやふる」で出てきましたね。まりもも知ってます。競技かるたの名人戦やクイーン戦が開催される聖地ですよね。

神社敷地内にはたくさんの句碑、歌碑があるようです。わたくしまりりんのように長らくこの研究室に生息しておりますと、中世文学でも、「軍記は小井土先生、和歌は君嶋先生」とイメージしてしまいます。たくさんの歌碑を君嶋先生と見学できるなんて、貴重な体験ですね!うらやましいです。
現実→君嶋先生「あまりの暑さに、歌碑どころではありませんでした…」
まりもの妄想の通りに、現実は進んでいないようです。

琵琶湖疏水。駅から三井寺に向かう時に通ったとのこと。

残暑厳しい9月のはじめではありましたが、少し色づく木の葉も見えます。
たしかに秋はやってきているのだと感じますね。

勉強だけでなく、歴史を感じられる場所に先生やゼミ仲間と行くと、私的な旅行で行く時とまた違った味わい方ができるので、ゼミ合宿は参加するとお得ですね!

また来年度はどちらへ行かれるのでしょう。
まりもは水の中からみなさんのお話を楽しみにしています。

みなさん、お疲れさまでした!

まりりん