京都女子大学 留学体験 インタビュー
大妻女子大学では京都女子大学と、交換留学の制度を取っており、令和元年に一番最初の留学生を送り出しました。例年大学全体では数名の留学生が京都女子大学にはお世話になっておりますが、昨年日本文学科では初めて京都女子大学に留学を希望した学生がいました。
昨年の1年間を京女で過ごされたので、すでに大妻に戻り東京で学生生活を送っていますが、戻って半年経った今、京女での体験を教えてもらい、いま留学を検討している在学生、大妻受験に向けて勉強されている高校生たちにお伝えできるようインタビューをおこないました。
―Kさんは、2年生の一年間を京都女子大学で学ばれたわけですが、なぜ交換留学をしてみたい、と思ったのですか?
1番大きな理由は、京都女子大学の授業に魅力を感じたからです。
1年次、大妻女子大学日本文学科で学ぶ中で、講義の内容に関連する博物館の展示に行く課題や、講義内で先生に紹介していただいた展示に行く経験をしました。この経験から自分で体験する学習がより理解を深められることや、その面白さに気付きました。大妻女子大学も、周辺の施設に比較的行きやすい好立地ですが、京都という、文学に関連する場所や施設、ゆかりの地の多い場所での学びに興味を持ちました。また、大学在学中に、何か新しいことに挑戦したいという気持ちもあり、志願しました。
―東京を離れて生活することに、ご両親はどんな反応でした?
とても驚いていました。留学を言い出すような性格ではなかったので、びっくりされましたが、決めたことを応援してくれました。
―そうでしたか。親元を離れての生活、ドキドキですよね。
京都女子大学は寮がありましたね。寮の様子はどうでしたか?
はい。紫金寮に入寮しました。寮は、規則や、当番、係が決まっていて、寮生で協力して生活を成立させていたので、過ごしやすいという印象でした。また、交流会のようなものも学生主導で定期的に行われていて、寮ならではの楽しみもありました。寮では食事は出ないので、自炊していました。
―素敵な名前の寮ですね。交流会を通して、他学部の方とも知り合えて、友達の輪が広がりそうで、うらやましいです。
応募までのことで質問です。募集は10月ごろ行われますが、制度はどのように知って、いつごろから検討されましたか?
最初に知ったのは、受験前に見た大妻女子大学のパンフレットです。入学してから、募集開始の連絡が来たときには、この制度に魅力を感じるようになっていたので、検討を始めました。
―Kさんは2年生の時に留学されたので、1年生の10月頃ですね。現1年生はこれから募集開始ですから、検討中の方は教育支援センターに伺い、お話を聞いてみましょう。
Kさんが留学されたのは、京都女子大学国文学科(日本語日本文学科)でしたが、一年生の期間を過ごした大妻の日本文学科と雰囲気の違いなど、どうでしたか?
キャンパスの形や周辺の環境が違うので、オフィス街なのか、自然が近くにある街なのか、といった点で雰囲気の違いを感じました。学生は、どちらの学校もコミュニケーション力が高い人が多く、落ち着いた校風である点は、似ていると感じました。
―コミュニケーション力が高い方が多いということは、京女のお友達もたくさんできましたか?
はい!寮生を中心に、学年にかかわらずたくさんの学生と交流することができました。同じ部屋の学生とは特に仲良くしてもらっていて、一緒に遊びに行くことができたり、同じ係の学生とも、活動を通して楽しく過ごすことができました。ほかにも、ボランティア活動などにも参加させていただいていたので、留学前に思っていたよりも多くの学生と交流することができました。
―まだまだ伺いたいことがたくさんあります。
お写真もたくさんいただいているので、2回に分けてKさんのインタビューを掲載したいと思います。
次回もお楽しみに!