カナダ(トロント)York大学YUELI (York University English Language Institute)留学記
カナダ(トロント)York大学YUELI (York University English Language Institute)留学記
英語英文学科3年 佐藤 花音
【留学しようと思ったきっかけ】
高校生の頃から北米に興味があり、英語を使って海外の人とコミュニケーションをとる生活がしたいとずっと思っていました。大学生になるまでは旅行でも海外に行ったことがなく、長期留学に参加するまでに海外経験をしてから行きたいと思い、大学2年の時に2か月間サンフランシスコに短期留学をしました。そこでの経験が私にとってかけがえのない思い出となり英語を使う楽しさを学ぶことができました。そしてこの経験が、私がトロントに長期留学する大きな後押しとなりました。
【授業内容】
授業は2か月に1回クラスが変わるのですが、どのクラスも内容が違っていて先生の色が出ると思います。初めのクラスはみんなが初めてのトロントでの授業ということもあり、グループワークやアクティビティなどの空気が和らぐような内容からプレゼンテーションなど幅広くいろいろなことをした授業でした。次のクラスは最もアカデミックな授業で、毎週エッセイやプレゼンテーション、Vlogのコンテンツ作成などの少し内容の重めな課題を与えられていました。週が始まると週末の課題提出に向けてどうエッセイを作っていくのか、どう情報を収集してどのような段落構成で書くのかなど細かく授業をしてくれて、それらを基に課題をやっていました。最後のクラスは一番思い出に残っています。先生が、クラスのほとんどのメンバーが8月でトロントから帰るということを知りアカデミックよりも実践的に使えるスピーキングに焦点を置こうと提案して下さり、毎日授業内で沢山会話をすることができました。また、リスニングや絵を基に状況描写をする練習はとても有益でした。
【休日の過ごし方】
休日は必ず外に出て人と会うようにしていました。休日だけでなく放課後もたくさん時間があり、特に夏に近づくとトロントは21時ごろまで明るいので、安全に長い時間友達と一緒に過ごすことができました。私は机に向かってひたすら勉強するよりも実際に声に出して話す実践式のほうが向いていたため、よく図書館に行って勉強もしていましたが、課題と少し自分のやりたいことだけをするようにして、その他は友達とカフェやご飯にいって話したり、みんなでピクニックに行ったりしていました。トロントは都会ですが自然も豊かなので都会の生活を楽しみつつ自然に包まれて癒されるとても魅力的な場所でした。また、1セメスターが終わるごとに少し長めのお休みがあるので、その時にモントリオールやオタワ、バンフに旅行に行きました。どこもトロントとは全く違った雰囲気で、もしトロントに行く機会があればその他の場所を訪れるのも良い選択肢だと思います。
【全体的な感想】
この6か月間沢山の人に出会い多くの様々な体験をし、人と会話をすること、英語を使ってコミュニケーションを取ることに自信がつきました。日本ではできない経験もたくさんすることができ、心から行ってよかったなと思っています。もし今留学に参加していなかったらと考えると、自分自身に大きな差ができていたと思います。もし英語力が不安で……などと悩んで留学をためらっている人がいるとしたら、もっと勇気を持ってほしい。英語を使って自分がどうしたいか、揺るぎない目標と意志があれば、現時点で英語力が足りなかったとしても乗り越えられると思います。そこを乗り越えた先には大きな達成感と自信が待っています。何か自分の強みが欲しいな、何か目標をもってやってみたいなと思ったら是非国際センターに相談してみて下さい!
お読みいただきありがとうございました。これから留学に参加される方、応援しています。




