カナダ トロントへの半年間の留学
カナダ トロントへの半年間の留学 英語英文学科4年 古賀可那子
【留学しようと思ったきっかけ】
大学入学後、英語英文学科で日々英語を学び、英語の難しさや面白さを改めて知り、さらに英語が好きになりました。英語だけの環境に身を置き、色々な価値観や文化を持つ人と出会い、生活してみたいと、移民が多いカナダに留学を決めました。高校生の時も留学に行く予定でしたがコロナで行けず、念願の留学でした。
【授業内容】
授業は半年間のプログラムで、2ヶ月に1回、テストや授業中の活動で決められた点数に達したらクラスがレベルアップする仕組みでした。1日3時間授業で、主にクラスメイトと意見交換をするスピーキングや、文法、エッセイ、長文読解がありました。プレゼンテーションは1つのsectionで最低2回はありました。10~15分程度の題目に合わせたパワーポイントを作り、文章を暗記しクラスメイトの前で発表をします。課題はとても多く、毎日必死に行っていました。最後の2ヶ月を過ごしたクラスは本当に難しく、何度も心が折れそうになりました。最後のクラスは13時から授業だったので友人と8時半に学校に行き課題をしたり予習をしたりして助け合いました。私は無遅刻無欠席で6ヶ月間のプログラムを経て、無事に3回全てのテストに合格することができました。一緒に頑張ってくれたクラスメイトには感謝しかありません。
学校内でのアクティビティとしては、CP(Conversation Partner)と呼ばれるYork大学に通う現役大学生と、週に2回英会話をすることが1番楽しかったです。そこから仲良くなり休みの日に遊びに行く仲になりました。英語上達に繋がったと確信しています。また、ボランティアにも参加するなど積極的になるよう努力しました。
【休日の過ごし方】
友人と、カフェや図書館で課題をしたり予習をしたりしていました。難しくきついことが多かったので、勉強できる素敵な場所を探してなるべく良い気分で勉強ができる工夫をしていました。ホストファミリーとランチに行ったり、友人とショッピングモール、野球観戦などに行ったりもしました。2ヶ月に一度1週間ほどの休みがあったので、ケベックやモントリオール、オタワ旅行もしました。留学中1日も無駄にしたくないという思いが強く、時間の使い方も上手くなったような気がします。
【全体的な感想】
留学は本当に楽しかったです。最初はキラキラした思い描いた留学生活ではなく、伝えたいのにできないもどかしさや、自分のできなさ加減に落ち込む日々も少なくはありませんでした。しかし、言語を超えた優しさ、様々な国から集まったクラスメイトと、かけがえのない日々を乗り越え、今では全てが宝物です。留学前は挑戦を避けがちでしたが、留学中は自ら手を挙げ、クラス代表として学習環境に関する話し合いをするなど積極的に行動することができるようになりました。頑張ったことは自信になり、挑戦することの怖さがなくなりました。クラス代表を務めたことは賞状として形に残り、日本に帰国後もそれを見て留学中の自分自身に勇気をもらっています。先生や家族にも「明るくなった」「成長したね」と言っていただきました。
就職活動でも、留学での学びを活かして夢を叶えることができました。トロントでの留学生活は私自身を大きく成長させてくれました。
お読みいただきありがとうございました
私の経験談が少しでも役に立ち、留学への一歩を踏み出せるきっかけになれたら嬉しいです。