台湾大学留学体験記:経過報告(2022年1・2月)

台湾大学留学体験記:経過報告(2022年1・2月)

                           堀 麻耶子

 

 留学にきて5か月ほど経ち、あっという間に残り1か月になってしまいました。年越しは「台北101」(写真)に行きました。あいにくの雨だったため、人はあまり多くいませんでした。遅く着いたのにもかかわらず、良い場所で見ることができました。101に少し雲がかかってしまいましたが、花火、プロジェクションマッピングがとても綺麗でした。
 初の海外での年を越しは、とても楽しかったです。友人の国の年越しに行う文化を取り入れ、異文化を感じることができました。友人の国の習慣の12時になった瞬間、12個のブドウを一分間で食べるというのをやってみましたが、とても大変でした。101の花火を写真に納めながら、片手でブドウを頬張るという新年早々何をやっているのかよく分からなくなりましたが、今思えば素敵な時間でした。
 1月の月半ばから月末まで約2週間の春節(旧暦の正月(旧正月))休みがありました。長そうに思えますがあっという間でした。新幹線に乗って台中・台南・高雄に行きました。台北から遠い高雄でも新幹線に乗れば一時間弱で着き、バスなども充実していて、とても観光がしやすいです。場所によって建物、町の雰囲気、夜市の内容が違うため、とても充実した旅行になりました。
 休みが明け、留学生活も残り三週間になりました。毎日、宿題とお土産探しというハードなスケジュールを過ごしました。休みは九份(九分)や自分が好きなところに行きました。終わりが近づくにつれ、友達との別れがつらくなり、また、台湾の暮らしの良さを感じました。
 約半年間、いろいろなことがありましたが、楽しいことばかりでした。中国語能力の向上もそうですが、自分の心の成長も感じました。この半年は、様々な国の人と沢山出会うことができ、沢山の刺激を受けました。残りの大学生活もそうですが、この経験がこれからの人生にも良い影響がでると思います。日本に帰国してもしっかりと中国語の勉強を継続し、半年で得た中国語能力を忘れないようにしたいと思います。

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