風にもみぢ・・・

 

 不肖ブンスケです。
 昨日は雨だったので、とても寒かったですね。天気予報では12月中旬並の気温だったそうですよ。今日もまだ少し寒いですが、天気がいいので昨日よりずっとあたたかいような気がしますsun

 このぐらい寒くなってきますと紅葉の季節だなぁ、と実感するこの頃です。
 紅葉は10度以下で色付き初めて、5℃以下になると一気に紅葉するそうですよmaple
 今頃は京都や日光など見ごろでしょうか。
 東京ですと小石川後楽園や新宿御苑など、紅葉が綺麗そうですね。

 さて、せっかく紅葉の季節となりましたので、紅葉にちなんで一つ本をご紹介したいと思います。

(文系共同図書室)
・笠間書院「中世王朝物語全集15 風に紅葉 むぐら」913.41/C67/15D

 ご紹介するのは「風に紅葉」。
 題名に中世とあるように、成立時期は南北朝から室町時代にかけての作だそうです。

 

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11月の酉の市

 
 きたる、酉の市っ!

 というわけで11月には酉の市があります。
 酉の市とは毎年11月の酉の日、鷲在山長国寺や鷲神社で行われる祭礼のことですね。有名なので皆さまご存知かもしれませんが、実はブンスケ酉の市に行ったことがないのです。
 とても賑やかなお祭りだそうですね。

 毎年、開催日は変わり今年は12日と24日だそうですが・・・。
 ぜひとも行ってみたいものです!

 

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かぼちゃと魔女と。

 
 10月もいよいよ終わりに近付き、
 そうなるとやってくるのは10月31日。ハロウィンのお祭りです!
 最近では日本でも人気ですね。
 ブンスケも大好きですhappy01
 この時期に街を歩くとオレンジと黒で埋め尽くされているかのようです。可愛いカボチャもいっぱい見ましたよ!

「トリック オア トリート! お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」

 の合言葉と共に街に繰り出す子供たち。
 それぞれミイラ男や狼男、魔女や悪魔の仮装をします。ブンスケが仮装をするならば、やはり本のお化けでしょうか。そんな楽しいハロウィンですが、実はケルトの大晦日にあたるということ、ご存知でしたか?

 

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大妻祭へ潜入です。

 
 急に寒くなってしまいましたが、寒さ対策はばっちりでしょうか?

 さて皆さまもご存知の通り、先週の土曜と日曜はわが校の文化祭でした!
 ブンスケも助手さんの目を盗み、こっそり文系共同図書室を抜け出し、見に行ってまいりましたよ! 気分は学生! よし、誰にも気付かれておりません。完璧です。完璧なスパイ技術。きっとどこかの国の秘密諜報組織などからスカウトが来てしまうかもしれませんね。

 というわけで潜入した大妻祭!
 まずは3階入口。風船が素敵ですね。文化祭前日に学生の方が一生懸命飾り付けをされていましたhappy01

Syomen_3   

 そして1階正面玄関を飾るのは大きな看板。お上手ですshine

Kanban_2

 アトリウムにもお客様がいっぱいで、紛れ込むには好都合でした。

Atorium_2

 ・・・と思っていたら、アトリウム特設会場ではイベントが。
 盛り上がっています! ブンスケも盛り上がります! イエー!

 ふう、思わず浮かれてしまいました。
 いけない、いけない。ブンスケはスパイなのです。ハードボイルドにいかなければ・・・。

 が、みなさまが盛り上がっていると騒ぎたくなるのがブンスケです!
 普段は授業をされている教室も展示場や催事場になっていて、いつもと違った校内風景でした。
 やはり心がうきうきしてしまいますねhappy02
 皆さまは楽しまれましたでしょうか?

 ブンスケはとても楽しかったです!
 もっと色々見たかったところですが、時間がきてしまい・・・少し残念です。
 でもスパイは引き際も肝心なのです!

 というわけで素晴らしい大妻祭でしたね。
 みなさまお疲れ様でした!

江戸にて大人気な料理本?

 あつあつの湯豆腐に、ほかほかのサツマイモ。
 おいしいですよね、なブンスケです。
 さて、なぜに豆腐にサツマイモかと申しますと、ちゃんと理由があります。ええ、決して食い意地が張っているわけではないのですよ。

 本日、10月17日(土)
 10:00~15:00

 千代田校舎本館にて、貴重図書の展示を行っているのです。現在進行形で展示されております。展示図書は『俳諧百一集』、『さごろも』などなど。その展示図書の中に『豆腐百珍』、『甘藷百珍』という江戸時代の料理本があるのですが。

「そもそも百珍とはなんぞ?」

 とブンスケは思いまして、調べてみた次第なのです。
 まあ、簡単に言ってしまいますと『江戸時代に出版された豆腐料理百品のレシピ』なわけですが、これで終わってしまいますと面白くありません。

 と申しますのも、この豆腐を使った料理。
 江戸時代にあってすでに数百種類のレシピがあったというから驚きです。江戸の皆さま大好きなお豆腐。しかし、今のようにテレビにパソコンと情報伝達が発達しているわけではないので、色々豆腐料理が食べたいんだけど、作り方が・・・というわけで登場したのが『豆腐百珍』、『豆腐百珍続篇』なわけなのです。
 続篇が出版されただけでもその人気ぶりが窺えます。

 さらに豆腐のほかにも甘藷(サツマイモ)百珍、鯛百珍、卵百珍、こんにゃく百珍、ハモ(海鰻)百珍と出てくる出てくる。江戸の皆さまはグルメな人が多かったのですね。

 さてさて、そんな江戸の皆さまが食べていた料理は、

(文系共同図書室)
・『図説江戸時代|食生活事典』雄山閣出版 596.02/Sh963/C

(千代田校図書館)
・『たべもの江戸史』新人物往来社 596.02/N25-2
・『豆腐百珍』とんぼの本 596.2/F74
・『翻刻|江戸時代料理本集成』臨川書店 596.02/E24/5

 などでご覧頂けます。