6月になりました。そろそろ雨が増えてくる頃合です。
「6月」というと皆さまは何を想像されますか?ヨミゴロウは「今月は国民の祝日がない…。」 と悲しんでおります。日曜日がいつもより、いとおしく感じられるのはそのせいでしょうか。
…違いますね。 ヨミゴロウの個人的な感傷だと考えられます。
気を取り直して「6月」について考えてみますといくつか連想されるものがあります。
そ れ は
『ジューン・ブライド』 です。
現在、図書館棟の1階では「ウエディング」に関連した展示を行っております。
現在の日本の結婚式ではウエディングドレスを着て式をあげる方が大半だそう。 昔の貴族の方々はどのようなドレスを着ていたのでしょうか。国や時代によって流行には違いがあります。ぜひ、皆さまご自身で確認してみてくださいませ。展示は6月18日までです。
せっかく「ウエディング」についての話題が出たので、今週と来週のブログ内容は 「ウエディングケーキ」に関連したものにいたしましょう。
念のためですが、ヨミゴロウは 今ケーキを食べたい と思ったわけではありませんからね? 気分としては羊羹です。
さてさて、「ウエディングケーキ」というと背の高いケーキを思い浮かべられる方が多いのではないかと思います。
この背高ケーキは、イギリスのお菓子職人であるウィリアム・リッチさんがセント・ブライド教会の尖塔からヒントを得て考案したものだそう。
ウィリアムさんの死後ではありますが、1840年のヴィクトリア女王とアルバート公の結婚式の際のウエディングケーキには3段重ねのケーキが作られました。このケーキは当時の人々にとってとても贅沢な、砂糖やフルーツをふんだんに使用したものだったのです。
以来、イギリスでは結婚式には3段重ねのウェディングケーキを出すのが定番となったとのこと。
実は、この3段ケーキの食べ方にはちょっとした決まりがあるのですが…。
これについては また次回に。