年末年始はゆっくり過ごされたでしょうか。ブンスケはお餅を食し、ほぼ寝正月・・・。
でしたが初詣にはちゃんと参りましたよ
新年もおめでたい、と言いつつすでに7日を迎えております。
7日といえば本日は七草粥の日ですね。
邪気よ去れ! 無病息災、長寿を願って、
お正月料理で疲れた胃を優しい七草粥で癒してみてはどうでしょう。
セリは消化促進。
ナズナは止血作用に貧血予防。
ゴギョウは吐き気に。
ハコベラは利尿作用。
ホトケノザは歯痛止め。
スズナは消化促進。
スズシロは胃痛・神経痛に。
このように体によい春の七草(※地域によって伝わる効能も異なるようです)ですが、時代や地方によってはニンジン、ごぼう、栗、ぎんなん、かやの実などが七草に数えられることもあり、一口に七草といっても様々のようです。
まな板の上で七草を叩きながら、
「唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬさきに、七草はやす、おてこてんてん~」
といったお囃子なども昔から歌われていたようですよ。
このお囃子も地方によって違ってくるそうです。いやはや、奥深いものですね・・・。
食べすぎ、胃もたれには七草粥? ブンスケでした。
(文系共同図書室)
・西角井正慶編「年中行事辞典」東京堂出版 386/N64/C