ゼミ合宿記2019年 第一回 増野ゼミ編

今年度も夏休みの期間に各分野ごとゼミ合宿を行ないました。

例年ゼミごとに特色ある場所・内容で行われる日本文学科のゼミ合宿。今年はどんな様子だったのでしょう。

今回はまず、漢文学の増野ゼミからの報告をご紹介していきましょう。

増野ゼミ御一行は今年度も京都へ向かいました。

初日は京都駅集合後、大学間の交流を目的として設立された会議室や講義室を擁する「キャンパスプラザ京都」という場所へ。

ここは、一般の方でも借用できるそうで、京都駅からも近く、とても便利な様子。

ここで、ゼミ生の4年生チームが論文の構想発表を行ないました。3年生の時から学び、研究してきたテーマを4年生の夏休みでどこまで進められたか。そして、これからラストスパート、どのように進めていくかを先生からご指導いただけました。

こちらが発表の様子です。

翌日は、京都市内見学。

江戸時代後期に活躍した儒学者・詩人・歴史家、頼山陽の書斎兼茶室として使われた建物、山紫水明に行きました。
見学には葉書での申し込みが必要なようです。なかなか行けない場所に行けてよかったですね。

次に向かったのは六波羅蜜寺と六道珍皇寺。

増野先生が研修旅行でもよく行かれるコースですね。

昔、この寺が鳥辺野の葬場の入り口にあったそうで、ここは現世と冥界の生死の境「六道の辻」と考えられていたそうです。

パワースポットならぬ、不思議スポットをたどり、次に有名な清水寺へ。そして、二日目の夕方は、懇親会と称し、京都鴨川の老舗中華料理店東華菜館へ。歴史ある建物と、おいしい料理に楽しい時間を過ごせたことでしょ…う?

おや?なぜか小井土先生が‼

そして人数がやたらと多い。

そうなのです。小井土ゼミも増野ゼミと同じ京都に、ちょうど2日間重なる旅程で合宿を行なっていたのでした。懇親会は一緒に行なおう!ということで、鴨川に集合したのですね。

よりいっそう楽しいひとときだったことでしょう。

最終日は泉屋博古館を参観し、館内の講堂で3年生の卒論着想発表を行ないました。

発表者に対して、質問者があったのでしょうか。活発な発言があるのはすばらしいことですね。

発表・意見交換が終了し、昼食を取り、京都にて現地解散となりました。

京都のお土産を買って、帰路についたことでしょう。

お疲れさまでした!