日本文学科

倉田 実

倉田 実 (くらた みのる)

プロフィール

古代後期、平安時代の文学・文化を専攻しています。具体的には、次の六項目が中心です。

(1)、『源氏物語』『落窪物語』『狭衣物語』などの「物語文学」。『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『紫式部日記』などの「女性日記文学」。『古今集』『伊勢集』などの「和歌文学」。
(2)、以上と関連する「養子女論」
(3)、以上と関連する「婚姻論」
(4)、『栄花物語』などの「歴史物語」と歴史的人物の「人物論」
(5)、寝殿造の「建築論」
(6)、寝殿造の「庭園論」
⑺、平安から鎌倉時代にかけての「絵巻物論」。これについては、三省堂HP「ワードワイズウェブ」上での連載をご覧ください。「三省堂 絵巻」で検索できます。

トピック
被服学科の阿部栄子先生とのコラボで裳唐衣装束の着装を見学しました。

主な著書・論文

  • 『紫の上造型論』(新典社、1988・6)
  • 『「わが身をたどる表現」論』(武蔵野書院、1995・11)
  • 『狭衣の恋』(翰林書房、1999・11)
  • 『源氏物語の鑑賞と基礎知識 空蝉』 (共編著、至文堂、2001・6)
  • 『王朝摂関期の養女たち』(翰林書房、2004・11、紫式部学術賞受賞)
  • 『蜻蛉日記の養女迎え』(新典社、2006・9)
  • 『王朝文学と建築・庭園』(編著、竹林舎、2007・5)
  • 『現代文化と源氏物語』(編著、講座源氏物語研究第九巻、おうふう、2007・10)
  • 『王朝文学と交通』(共編著、竹林舎、2009・5)
  • 『王朝人の婚姻と信仰』(編著、森話社、2010・5)
  • 『王朝文学文化歴史大事典』(共編著、笠間書院、2011・11)
  • 『王朝びとの生活誌』(共編著、森話社、2013・3)
  • 『王朝の恋と別れ』(森話社、2014・11)
  • 『ビジュアルワイド平安大事典 図解でわかる「源氏物語」の世界』(編著、朝日新聞出版、2015・4)
  • 『伊勢集全注釈』(共著、角川書店、2016・11)
  • 『三省堂全訳読解古語辞典〔第五版〕』(共編著、三省堂出版、2017・11)

担当科目 (シラバスを参照してください)

  • 全学共通科目
  • 日本文学科中古文学関係科目など
 ※ 講義内容は次のリンクより、シラバスページにアクセスし、教員名で検索してご確認ください。
シラバスで詳細を見る

ゼミの紹介

教員から

倉田ゼミ写真平安時代(中古)の文学で卒論を書く人たちのゼミです。ゼミの時間は、半期もしくは一年をかけて、一つの文学作品を演習形式で丁寧に読むことをしています。発表資料を作成し、それをもとに発表しますが、重視しているのは、ある表現がなぜそこで使用されているかを考えることです。もう一つ重視しているのは、その後の質疑応答です。質問者には、問題点を整理して、異なった見解や意見を提出することが求められます。また、発表者には、迅速・的確な回答が必要です。こうしたことを繰り返しながら、平安文学の読み方を学習し、その成果を卒論に反映させることができるようにと願っています。卒論制作にあたっては、ゼミの時間以外にも相談に応じますが、何よりも主体的な努力が望まれます。

学生から

倉田ゼミ集合写真

私たちのゼミは中古文学作品の読解をしています。(ちなみに今は『堤中納言物語』昨年は『落窪物語』です)次に何の作品を扱うかは学生が決めます!
(※ただし『源氏物語』や前2作品は除きます)

各々が自分の卒論と向き合って個人プレイな他のゼミとは違い、私たちは一つの作品を皆で読む演習形式です。「卒論どうしよう…」と思っているあなた!少しでも古典に興味があったら、うちのゼミの扉を叩いてみては?またその年によりますが、ゼミ旅行は3年生だけで、夏に京都に行きます。宇治十帖の地を巡ったりします。先生や、ゼミ友と今まで以上に仲良くなれるチャンスだよ!!

楽しいゼミです!!が!やらなきゃいけないことや、ゼミ生としての責任はしっかり持って取り組んでください!やることをやれば努力を認めてもらえます。「私は努力を認めてもらえると、燃える」というあなた!うちのゼミに向いてるかもよ!

過去の卒論タイトル

  • 平安文学と「有明の月」
  • 物語に見る櫛と櫛箱
  • 『和泉式部日記』の「手枕の袖」
  • 『源氏物語』の「絵」の役割と機能
  • 『とりかへばや物語』にみるセクシュアリティ