11~12月 台湾大学留学記

11~12月 台湾大学留学記 村上李帆 

 台湾に留学に来て4か月ほどが経ちました。11月は30度近くまで上がる日もあれば肌寒くなる日もあり順応するのが大変でした。もともと台湾は暑いイメージだったので寒い日があることに驚いています。ただ日本よりは暖かいためそこまで寒くないのにイルミネーションを見るのは不思議な感覚でした。
 コミュニケーションについて。台湾の人はよく話しかけてくれます。例えばお店で注文した時や夜市に行った際、「どこの国の人?」と話しかけてくれ、留学している事を伝えると、とにかく褒めてくれます(笑)小さな事ですがこの事は私の自信にも繋がっています。また何度か訪れる店では私の事を覚えてくれて、待っている間に会話をしたり、毎回手を振って挨拶してくれたり。旅行で台中に行った際、15分程タクシーに乗ったのですが、「そこでも旅行で来たの〜?」と話しかけてくださり、留学生と言った際、「じゃあ着くまで一緒に練習しよう!」と言ってくれてお話していました。また、バスの中でも高齢者の方同士で、時にはバスの運転手さんとも話しているのもよく見かけます。日本では最近近所の方との繋がりは減ってきていると思いますが台湾ではこのようなコミュニケーションが多く存在し、改めてコミュニケーションの楽しさ、そして大切さを感じました。
 また、台湾の文化だけでなくクラスメイトと一緒に過ごすことによって、各国の文化や考え方も同時に理解することができます。授業内で自分の国について発表することもあれば、授業が終わった後、クラスメイト自身の国の料理みんなで食べに行くもあり、この留学に来る前は外国人と関わる機会が全くなかった私が今では多くの外国人の友達ができ、多くの国に強く興味を持っています。同時にクラスメイトが日本に旅行に行きたいなどの話を聞くと嬉しく感じます。自分の足で海外に留学をして言語を学びながらその言語を通して異文化を学べることはとても貴重な体験だと思います。
 残すところ2か月弱。後悔のないように取り組んでいきたいと思います!

 

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