コミュニケーション文化学科

田中 東子

田中 東子 (たなか とうこ)

プロフィール

田中 東子もともとは政治とコミュニケーションについて研究していましたが、現代社会で暮らす人々の意識の中には政治的なものよりもむしろポピュラーなものや文化的なものの方が影響を与えているのではないかと感じ始めて、メディア文化やポピュラー文化のなかにミクロな政治性を読み解いていく「カルチュラルスタディーズ」と呼ばれる領域を専門的に研究してきました。むかし、「書を捨てて街に出よう」という言葉がありましたが、むしろ学生たちには、「書を抱えて街に出よう」という心意気でたくさんの本を読みながらさまざまな活動に携わってもらいたいと考えています。

主な著書・論文

  • 『メディア文化とジェンダーの政治学 ―第三波フェミニズムの視点から』(世界思想社、2012)
  • 『出来事から学ぶカルチュラル・スタディーズ』(ナカニシヤ出版、2017)
  • 「少女マンガにおける〈ハーフ〉キャラクターの表象」(岩渕功一編『〈ハーフ〉とは誰か―人種混淆・メディア表象・交渉実践』青弓社、2014)
  • 「オンライン空間と女性たちによる表現文化の分析可能性」(『マス・コミュニケーション研究』83号日本マス・コミュニケーション学会、2013)
  • 「ウェブ・コミュニケーションにおけるアイデンティティ・身体・共同性」(池田理知子編『メディア・コミュニケーション論』ナカニシヤ出版、2010)
  • 「速度の社会化―インターネット時代の観戦者たち」(『現代スポーツ評論』22号、2010)
  • 「ポスト近代におけるスポーツ観戦とまなざし ―第三波フェミニズムの視角から考察する」(橋本純一編『スポーツ観戦学―熱狂のステージの構造と意味』世界思想社、2010)
  • 「コスプレ文化とメディア」、「携帯電話と新しいつながりの空間」、「ブログと参加型コミュニティの形成」、「〈ナショナルなもの〉の臨海地点としてのテレビ」、「メディアと権力」など(池田理知子編『よくわかる異文化コミュニケーション』ミネルヴァ書房、2010)

担当科目

  • メディア・コミュニケーションⅠ、Ⅱ
  • インタビュー演習
  • 国際メディア論
  • メディアと現代社会
  • コミュニケーション文化概論
  • 1年次ゼミⅠ
  • 2年次ゼミⅠ
  • 卒業研究ゼミⅠ、Ⅱ
  • 仏語ⅠA、ⅠB
 ※ 講義内容は次のリンクより、シラバスページにアクセスし、教員名で検索してご確認ください。
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ゼミの紹介

教員から

日下部ゼミこのゼミでは、学生が興味を持っている現代社会のさまざまな文化現象を、メディアとの関係を中心にして調査・研究しています。最初のうちはメディアと文化に関する文献や、インタビュー調査に関する論文を精読し、やがて、実際に街に出て調査活動を行います。さまざまな文化現象に関わる人たちとの交流を通じて、ゼミ生たちは、社会のなかで文化やメディアがどのように機能しているかを学び、コミュニケーション能力、交渉力や調整能力を高めています。資料収集・データ収集・レジュメ作成・発表のやり方・討論の方法・レポート作成技法などについても丁寧に指導しています。

学生から

私たちのゼミでは、ファッションやディズニー文化、音楽や映画など、国内外のポピュラー文化とメディアの関係について調査・研究をしています。先生は現代のさまざまな領域の文化に詳しく、授業ではいつも分からない言葉や現象について、とても丁寧に解説してくれます。最初の内は意見を出し合うのがぎこちなかったのですが、いつの間にか時間を忘れて活発な討論をするようになりました。