コミュニケーション文化学科

桶田 敦

桶田 敦(おけた あつし)

プロフィール

桶田敦テレビ報道の世界に37年間在籍し、今も教育研究の傍らジャーナリストとして取材活動を続けています。報道の世界で最初の10年は、インドシナやフィリピン、冷戦崩壊前の旧ソビエト連邦や東欧諸国などで取材活動をしていました。その後は、放送局で、科学番組の制作や災害報道に従事し、最後の3年は福島県に移り住んで原子力災害に立ち向かう住民の取材を中心にしてきました。専門はテレビを中心とする放送メディアや災害報道に関してです。「なぜ今これを伝えるのか?」「これを伝えることにどういった意味があるのか?」そう言ったことを、授業を通して皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

主な著書・論文

  • 『4つの「原発事故調」を比較・検証する 福島原発事故13のなぜ?』(水曜社、2014)
  • Behavior of Japanese treefrogs under micro-gravity on MIR and in parabolic flight (Adv.Space Res. Vol.14,No.8, 1994)
  • 「出来事の瞬間を切り取るテレビの強み-ソーシャルメディアも積極的に活用」(『新聞研究』711、社団法人新聞協会、2010)
  • 「緊急地震速報の伝達と受容の実効性に関する研究~運用開始から1年を検証~」(『災害情報』9、日本災害情報学会、2011)
  • 「防災機関としてのテレビ-3・11でその使命は果たせたのか」(『新聞研究』731、一般社団法人日本新聞協会、2012)
  • 「福島第一原発事故 原子力災害報道の諸問題―被災県の放送局におけるニュース生産過程のエスノグラフィーとアンケート調査より-」(『社会情報学』3,3、一般社団法人社会情報学会、2015)
  • 「原子力災害報道におけるローカル局とキー局のニュースの差異」(『災害情報』14、日本災害情報学会、2016)
  • 「原発報道と議題設定~ローカル局とキー局の対比から~」(『調査情報』539、(株)TBSテレビ、2017)
  • 「シンポジウム『世論調査とは何か?-岐路に立つ世論調査 その信頼性を巡っての議論』によせて(『マス・コミュニケーション研究』94号、2019)
  • 「安倍政権におけるアメとムチのメディア戦略ー忖度と自己規制はどこからうまれたのかー」(『選挙研究』35-1、日本選挙学会年報、2019)

担当科目

  • コミュニケーション文化概論(リレー講義)
  • メディアと現代社会
  • 放送文化論
  • メディア・コミュニケーションⅠ・Ⅱ
  • 国際コミュニケーション論
  • 1年次ゼミⅡ
  • 2年次ゼミⅡ
  • 卒業研究ゼミⅠ・Ⅱ
  • インタビュー演習
 ※ 講義内容は次のリンクより、シラバスページにアクセスし、教員名で検索してご確認ください。
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桶田担当科目桶田担当科目

【インタビュー演習】 テレビ局でニュースの放送体験授業 プロの指導を受けます

ゼミの紹介

教員から

テレビメディアは、報道、ワイドショー、音楽にスポーツ、大衆文化なんでもありの世界です。世の中の神羅万象を扱うのですからゼミ生がやりたいテーマもみんな違います。それぞれの分野でコミュニケーションをとろうとする人たち、すなわちアクターには意識と目的があります.そういった観点から物事の事象を見ていくことをゼミ生には考えてもらおうとしています。また、夏の合宿では、被災地に入って、復興の様子や現地でのボランティア活動などを通じて、災害を伝える意味を考えてもらいます。それはゼミを通じてコミュニケーション能力を高めてもらいたいからです。
同時に、卒論を書く、あるいは作品を制作することに重きを置いています。20,000字もの論文を書く、というのは学生にとっては大変なことです。しかし、学生時代に苦しくても一つのことをやり通すことは、社会に出て必ず生きてきますし大きな自信にもなります。ですから、毎週の卒研ゼミでは、卒論テーマを見つけ出す作業を一からやり、レジュメの書き方、文献の要約と発表、先行研究論文の探し方から論文の書き方までみっちり指導しています。

学生から

私たちのゼミは、桶田先生を中心に明るくアットホームな雰囲気の中で授業を受けています。 少人数なので皆とても仲が良いです。早い段階から卒論の準備を始めることが出来るのも特徴のひとつです。輪読会でメディアの歴史や卒論テーマの決め方、書き方、調査の方法などを学び、その他文献検索の手順も丁寧に教えてもらえます。個々の研究内容は先生の専門分野であるメディア系が多く、それぞれ興味があることを対象に調査・研究を進めています。また、夏のゼミ合宿は、被災地研修で、被災者の方々へのインタビューを行っています。